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@5ducks5: インド人ボス「これ、今まで誰にも言えなかったんだけどさ」 私「どしたん?」 🇮🇳ボス「俺は醤油の味に慣れてないから、料理に少しでも醤油が使われてると、醤油の味を、強烈に感じるんだよ」 私「なるほどね」 🇮🇳ボス「だから🇯🇵に出張した時、🇯🇵料理はぜんぶ醤油の味がした…」 私「まあ実は私も、クミンが使われてるインド料理はぜんぶカレー味に感じてるから、気持ちは分かるよ」 🇮🇳ボス「おいそれは違うだろざけんな」 お前が始めたんだろおい。
234 文字
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ある日、会社のオフィスの一角で、私はインド出身のボス、ラージと二人きりになった。ラージはいつになく真剣な面持ちで、何かを打ち明けるように私を見た。 「アキラ、これは今まで誰にも言えなかったことなんだ」彼は、まるで秘密を告白するかのように声を潜めた。 「どうしたんですか?」 ラージは深くため息をつき、視線を落とした。彼は、醤油という日本の調味料が持つ香りと風味に、強い違和感を覚えているのだという。出張先で日本の食事を口にするたび、その味の濃さが彼にとっては異物のように感じられるという。 私は静かに頷き、自身の経験を共有した。「実は、私も似たような感覚があるんです。クミンが使われているインド料理を、時々全てがカレー味に感じてしまうことがあって。その気持ちは、とてもよく分かりますよ」 すると、ラージの顔つきがみるみるうちに険しくなり、鋭い眼光を私に向けた。 「それは違うだろ、アキラ。ざけんな」 彼の声には、抑えきれない苛立ちが混じっていた。まるで、私が彼の心の琴線に触れてしまったかのように。 「お前が、この話の種を蒔いたんだろ」 言葉の応酬が交錯する。食の味覚や文化的な感覚。それは、誰かの主観から始まる、予測不能な対立だった。私たちは、互いの「常識」の境界線で、静かに押し引きを続けていた。その日、私たちが共有したのは、味覚の範疇を超えた、信頼という名の曖昧な境界線だったのかもしれない。